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平井 将秀

Zimmer® Patient Specific Instruments (PSI) Shoulderに米国販売許可


筋骨格ケア分野での世界的リーダーであるジンマー(Zimmer)社が本日、人工逆肩関節全置換術(RSA;reverse shoulder arthroplasty)用の同社製品Trabecular Metal™ Reverse Shoulderシステムを補完するためのZimmer® Patient Specific Instruments (PSI) Shoulderシステムの販売許可を米国で獲得しました。Zimmer PSI Shoulderシステムでは3D可視化ソフトウェアを利用していることから、外科医が各患者に合わせて手術計画を構築できるようになり、さらに、患者個別の手術器具ガイドを提供することにより、各手術計画に対応したインプラントの埋め込みを容易にします。Zimmer PSI Shoulderは今年3月より欧州で限定的に利用されていますが、今回の認可により全米の整形外科医も使用できるようになります。

人工逆肩関節全置換術は毎年数千人の機能回復や痛み緩和に貢献してきましたが、関節窩(glenoid)という大きな課題がまだ残っています。PSI Shoulderを用いることにより、外科医は生体構造の全体を見て関節窩の手術に取り組むことができます。今までとは全く別の方法で患者を見ることができるのです。手術室での処置を事前に想定し、実際にそれを実行に移す上で、プランニングソフトウェアと患者個別の手術器具ガイドは大きな助けになるでしょう。

Zimmer® PSI Shoulderは、過去2年間にわたりRSA市場をリードしてきたTrabecular Metal™ Reverseインプラントシステムを補うよう設計されたものです。ジンマー社の主力製品であるTrabecular Metal™ Technologyは、骨内部成長をサポートすると同時に、関節窩骨への埋め込みに必要なoptimal porosityとfriction fitを提供するよう設計されました。


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